官休会全国大会愛知大会を終えて

官休会全国大会愛知大会を終えて

 平成20年10月11日、やっと、やっとここ名古屋に、お家元様はじめ全国各地よりご来賓・流友の皆様をお迎えすることができました。心より感謝し、御礼申しあげます。
 平成十八年春のある日、伊藤妙宣正教授が東京での家元稽古より戻られ、愛知官休会臨時役員会を招集。お家元より愛知での全国大会開催の打診があった旨、報告がありました。加藤千麿愛知官休会会長がお家元と同窓であったこともあり、お家元の愛知への期待がヒシヒシと伝わってまいりました。
 何も分からないままに大会準備委員会を発足、八月には愛知大会実行委員会に発展させ、家元教授である赤羽根守一先生、同准教授の小林雅信先生にご来名いただき、初会議となりました。今まで開催された全国大会の概要をご説明いただき、二年後の愛知大会を目指しての決起大会となりました。以来、月一回の実行委員会、秋には東京大会視察・試食会など準備が本格化していきました。開催場所・開催内容・予算・広報など少しずつ大会概要が固まっていき、期待と不安の入り交じった日々でした。また、お家元はもとより、芳野宗春家元教授・家元理事・全国流友・地元他流派茶道会からもご指導・ご協力をいただき、皆様の期待に添えるか心許ないばかりでした。
 大会まで二ヶ月と迫った八月下旬より、毎日最後の大詰め作業に追われ、十月十日、あっという間に大会前日となりました。愛知官休会総出で準備に奔走し、大会当日を迎えることができました。
 ウェスティンナゴヤキャッスルにおいて午後二時、大会前夜祭の受付開始とともに全国より続々とお集まりくださった流友の皆様に登録をいただきました。午後三時過ぎ、ホテル玄関にてお家元ご一行様をお迎えすることができ、あとは無我夢中の二日間でした。
 ご参加いただきました皆様のご協力により、無事大会を終えることができましたが、力不足・準備不足・大会後のご挨拶等で多くの方々にご迷惑をお掛けしましたことを、紙面をお借りしてお詫び申しあげます。
 最後になりますが、愛知大会開催という大役と多くの出会いとご縁を与えていただきましたことを、今後の愛知官休会の励みとさせていただきます。
 ありがとうございました。
(愛知大会実行委員長 坂倉 洋 記)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>