平成25年10月11日、不徹斎宗匠ご奉仕により、式年遷宮(せんぐう)の献茶式が伊勢神宮において執り行なわれました。
伊勢神宮は正式名称を「神宮」といい、皇祖神・天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)と衣食住の守り神豊受(とようけ)大御神を祀る豊受大神宮(外宮)の二つの正
神宮式年遷宮とは、神宮の永遠性を実現する営みとして、二十年に一度正殿(しょうでん)を始めとした御垣内(みかきうち)の建物、殿内の御装束、神宝に至るまですべてを新しくし、神儀(御神体)を遷す儀式。内宮では
午前十一時より開始された献茶式では、不徹斎宗匠、宗屋若宗匠らが内宮神楽殿に入殿、倭舞や神職による祝詞奏上の後、不徹斎宗匠が濃茶と薄茶の二碗を点てられ
拝服席は神宮内茶室内に設けられ、名古屋の伊藤妙宣先生が担当、多くの参会者がお茶を楽しみました。
当日は前日に引き続き雨天が案じられましたが一転して快晴、真夏日を思わせるような陽気のなか、水分をたっぷり含んだ境内の木々の緑が一層映え、晴れやかな一
(流儀季刊誌 起風 より)
伊勢神宮遷宮記念茶会
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